libretto20の消費電力は10W

HDD交換により復活したlibretto20は常時通電サーバーとして使っている。webサーバー、mailサーバー、proxyサーバー、ファイルサーバーの役目を果たしている。メモリわずか20MBなのにちゃんと動く。カタログによると消費電力は10Wだ。常時通電でも電気代は少ない。ラズベリーパイ3はどうかというと2.5AのACアダプターが必要というから5V×2.5A=12.5Wなのかと思ったが、有志の実測によるとUSBに何も刺さなければ高負荷でも1Aいかないとのこと。つまり5V×1A=5Wだ。ラズパイの方が低消費電力でサーバー向けに良いと一瞬思ったが、ストレージがSDカードだ。HDDほどの耐久性はない。HDDを搭載しているlibretto20の方が安心だ。

TMS320C30の思い出

1980年代の終わりにとある大学のプロジェクトに参加した.10人くらいのプロジェクトでとあるシステムを研究開発していた.私はメカエンジニアとして参加したのだが,プロジェクトのメンバーのレベルの低さに唖然としたことを覚えている.システム制御にはTIのプロセッサ(当時はDSPと呼んでいた)TMS320C30を採用していた.ソフト担当者がこれのファームウェアを書いていたのだがCコンパイラを使っていた.DSPなんだからアセンブラで書けよと思ったが,それは大した問題ではない.びっくりしたのは「高速化」と称して計算をすべて整数で行っていたのだ.おいおい,TMS320C30をなぜ選んだんだ.TMS320C30は32ビット浮動小数点の積和を1クロックで出来るのが売りの最新鋭DSPだよ.整数の演算も1クロックだ.わざわざ実数を整数へ変換して計算するメリットなどない.桁あふれや丸め誤差が出て却ってマイナスだ.そのことを説明したが誰も分からなかった.TMS320C30を選んだのは「いちばん高いからいちばん性能が良いと思った」からだ.ああ,税金の無駄遣い.というよりこんな連中に給料払っているのが税金の無駄遣い.こんなんに教わる生徒は気の毒だ.

その後,私がシステムの改良をすることになって(なぜメカエンジニアがソフト書かなきゃならないのとは思ったが),ファームはアセンブラで書き直した.もちろん分岐命令は遅延分岐を使った.性能が一桁上がった.過剰性能になったので,次のバージョンではDSPを固定小数点のTMS320C50に変えた.コストが一桁下がった.この件で自動車メーカーでエンジン制御のCPUプログラム書いてる人の方が大学の先生より頭が良いことが分かった.最近のディープラーニングの(アプリの方ね)研究をしている連中はなんとなくこのときの大学の先生と同じ香りがする.

今さらSDSoC

15年くらい前は高位合成に興味があって高価なツールなんか使っていたんだが、自分でHDL書くのに遠く及ばないことが分かって、興味を失っていた。ところが、XilinxのTCが余っていたのでSDSoCのトレーニングを受けてきた。実はVivado HLSとSDSoCの違いすら分かっていなかったのだが、SDSoCの説明を受けてびっくり。SDSoCでは、高位合成で面倒だったI/O周りも自動で生成してくれるというじゃないか。これはすごい。私がこれまでイメージしていた高位合成はVivado HLSだった。IPはできるが接続は自分でやらなきゃダメというやつだ。HLSはVivadoのおまけで、SDSoCが別料金で売られているはずだよ。技術の進歩はすごいなあ。

別のPCのATX電源が自然にON

この間謎の電源ONをしたATX電源があったが,別のPCのATX電源も自然にONになった.私が目の前に居るときだったのですぐにシャットダウンしたが,しばらくしたらまた起動した.気味が悪いので背面の主電源スイッチをOFFにしておいた.前回と違って主電源スイッチはちゃんと生きていて,もう電源が知らずに入ることはなくなった.自然に電源が入るのは夏の暑さが原因なのだろうか.謎だ.前回も今回もPentium3機なのだが,これは単なる偶然だろうか.

未だにわかってない

大学で習ったのでエンジンのことは細部まで分かるのだが,トランジスタのことは未だに分からずに使っている.何が分からないかって半導体に含まれる正孔と電子の数.こいつらのおかげで電流が流れるのは分かるが,あんな小さなトランジスタに含まれる正孔の数でいつまでも足りるの?ずっと電流を流して使っていたら,いつか正孔が尽きることはないの?と中学生くらいのときに思って以来,未だに分かっていない(誰かに聞けばよかったのだが聞いてない).真空管の電子は流れてくるから尽きることはないってのはよく分かるんだけど.いや,真空管のほうが間違って理解している?

ATX電源、謎の壊れ方をする

妻から「パソコンの電源が突然入った」「電源スイッチを押しても切れない」「立ち上がりもしない」「リセットスイッチを押しても何も変わらない」と電話があった。WOLはできないPCだ。なぜ電源が入ったのだろうか。まあ、私が帰宅していじればなんとかなるだろうと思っていた。ところが、色々いじったが何ともならなかった。BIOSメニューに入ったりはできるのだが、BIOSメニューからexitしても起動しない。電源スイッチを長押ししても電源が切れない。これはもうダメだと思い、背面のATX電源の主スイッチを切った。あのでかいロッカースイッチだ。これでとりあえずは黙るだろうと思ったら...なんと主スイッチを切っても電源が入ったままだ。ええええ??主スイッチは機械式接点じゃないのか?どういう壊れ方をしたんだ?最後は電源ケーブルを引き抜いてやっとPCは黙った。こんなことがあるんだ。クリティカルな機器だったら火災とか事故になっていたところだ。ちなみにPCは440BXのPentium3機。250W電源で十分動く低消費電力PCだ。電源が壊れるなんて思いもしなかった。

中華モバイルバッテリーの充電にはUSB電流チェッカー

モバイルバッテリーは中国製の安いのを3台使っている.一応充電状態を示すLEDは付いているのだが,あまり信用できない気がする.そこでこの間買ったUSB電流チェッカーを活用している.満充電に近づいて電流が減ってきたら充電を止めるようにできる.便利だ.これが100円とは安かった.その後9円に値下がりしたので,くやしくてもう1個注文したが,9円のは3週間待っても届かない.東シナ海で行方不明にでもなったか.

googleのNNチップTPUは2006年から始まった

googleもニューラルネットには2012年以前から興味を持っていたようだ.先見の明だな.しかし,チップの開発が加速したのは2013年から.やっぱりヒントン教授の成果に後押しされたようだ.googleのチップはTPUという.最初に作られたTPUは推論しかできなかった.まあ,そうだよね.学習を低ビットでやるのは面倒な理論が要るからね.第二世代のTPUは学習もできるようになったとか.

東芝ポットPLK-S22Cが30年を経て壊れる

東芝の電気ポットPLK-S22Cを30年間ほぼ毎日使ってきた.今日,電源ケーブルを接続したが電源が入らない.おかしいなと思って電源ケーブルのコネクタ部分を見たら,突き出た2本のピンのうち1本が根元から折れていた.これまでヒーターもサーモスタットも空気ポンプも壊れなかったのに,こんな単純な部品が壊れるなんて,なんという不運.部品の代えは入手できないと思うが,なんとか修理してみたい.

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